その7 蒸らし始めて、ドリッパーを外すまで制限時間は3分!
コーヒーのおいしい成分である糖類やカフェイン等は早く溶け出します。
4分以上時間がかかると、タンニン、クロロゲン酸等のまずい成分が増し、刺激的渋苦味となるのだ。覚悟して飲むように!
2分でたてると 3分でたてると 5分でたてると
ハ ハ ハ
悲しいくらい水っぽい バランスの良い味 刺激的苦味焦げ味
ドリッパーの2分の1から、3分の1の所までお湯が下がったら、4人分が出来てると思います。
そこでサーバーから降ろして下さい。
まだドリッパーにコーヒーがまだ残っている、と思って最後の一滴までケチってはおいしくないのだ。
コーヒーは贅沢にたてると美味しいのです。
●もったいないと豆の量をケチル!
●もったいないと端っこの方までお湯をかける!
●もったいないと最後の一滴までコーヒーまでコーヒーを出す!
●もったいないと4分以上かけてコーヒーをたてる!
コレ、ゼンブ、ダメ!
「ゼイタクは素敵だ、ケチは敵だ」これがポイントなのです。
その8 さぁーカップに注いでウマイと言って飲もう。
ミルク、砂糖を使う人はカップを温めて下さい。
ブラックで飲む人は、スプーンでコーヒーをかき混ぜて。コーヒーの上下の温度差が無くなって
味が均一になります。また飲み頃の温度になり柔らかい味に変わります。
まとめです
次の四つの要素で味が変わります。
★豆の量、お湯の量
★挽きの粗さ
★たてる時間の長短
★そして、お湯の温度
基本は80℃から85℃のお湯です。
これを守って後は、豆の量、挽きの粗さを自分の好みに替えて下さい。
「コーヒーは化学なのだ」化学変化を起こす事でコーヒーができる、
こう書くとせっかくのコーヒーが味気なくなってしまいそうですね。
今まで読んでみて解りにくかった方のために、最後のワンポイント アドバイス。
「新鮮なコーヒー豆を、80℃のお湯でたてる」これだけで、きっとおいしいコーヒーに
なる筈です。
これで終わります、後、細かい所は補習授業でやりたいと思います。
起立、礼。ごきげんよう。