おいしいコーヒーのたて方「2」
その5 さて、豆を計りましょう。
●一人分の時は、少し山盛り12g前後。
●二人分の時は、すり切り2杯。
●三人、四人と増えるとカップの9分目ぐらい。
濃いめのコーヒーが好きな人は豆の量を増やし、薄めが好きな人は
少ない量で良いのです。自分の好みを優先して調節して下さい。
その6 いよいよお湯を注ぐゾ(4人分の立て方です)
101ドリッパー1人〜2人用で2人分をたてる時も同じ要領です。
●3〜4人用ドリッパーを用意します。
中心から渦巻き状にお湯をかける事
その時、縁にお湯をかけないように、お湯がストレートにサーバーに落ちてしまいます。
お湯の量はドリッパーから
数滴落ちるくらい。
●アーラ不思議、粉が大きく膨らんだ。
このまま20秒ぐらい待ちます。(これを蒸らしという)
この時、膨らまなかったら古くなってる、という事になります。
(浅煎りの豆は新しくても膨らみにくい)
その7 蚊取り線香的お湯かけ攻撃ダ!
●中心から渦巻き状にお湯をかけて行きます。
外側から2cmぐらいまで来たら、そのまま今度は中心に向かって注いで行きます。
●端の方には、お湯をかけないように!端にお湯をかけたら、
お湯がそのまま落ちて薄くなるし、雑味も出ます。
だから「ハジシラズ」なのです。
ゆっくり、お湯の太さは細すぎないように、三回目のお湯掛けで
量を調整します。
「蚊取り線香的お湯掛け攻撃」は簡単で失敗がありません。
●一回目のお湯は、ドリッパーの9分目あたりまで泡が来るように
注ぎます。おおらかな気持ちで焦らずに、お湯の太さも太くて構いません。
ただ、コーヒーの粉とポットの距離は短く。あまり高い所からお湯を注ぐのは
ダメです。粉が踊らないようにお湯を置く気持ちで注いで下さい。
●お湯が9分目まで引いたら2回目の攻撃です。
今度はドリッパーぎりぎりまでお湯を注ぎます。
ここで注ぐのを止めると、ちょうど3人分の出来上がりです。
●4人分は、もう一回注ぎます。
3回目の攻撃も、2回目と同じように9分目まで減った所で、お湯を足します。
●サーバーの目盛りを見ながら、ドリッパーを降ろす。
これで出来上がりです。
ヌポイント 注ぐお湯の太さが細いのはイケマセン、抽出オーバーで嫌な味が
出ます。やや太めで大雑把にたてる方が、まだおいしくはいります。
上手に柔らかくお湯を注ぐコツがあります。そのうち補習をします。
その補習です。『柔らかくお湯を注ぐ』